みんなの笑顔が、野菜を作るよろこび

マルセンファーム 千葉卓也さん(あかい実りの贅沢しぼり)

きっかけは「チャレンジする父の姿」

稲作中心から、天候にあまり左右されない施設園芸を基幹とする専業農家としてスタートを切った矢先の1986年に豪雨水害で、ハウスのほうれん草は全滅し、農業機械も使い物にならなくなり、大打撃を受けました。しかし、父親はへこたれず、水が引いたすぐ後に、ほうれん草の種をまき、収穫・出荷にこぎつけました。その後も計画的に栽培面積を拡大し、安定した収入を上げていきました。当時中学生だった私はそんな「チャレンジする父の姿」を見て就農しました。それから「父親とは別の作物にチャレンジしたい」という気持ちが強くなり、地域の農協トマト部会が普及に力を入れ始めていたデリシャストマトに目を付けました。高度な栽培技術が求められる作物でしたが、その味にほれ込み、地域の新しい特産品を作り出そうという取り組みに共感したこともあり、試行錯誤の結果、経営を支える大事な商品の一つとなりました。

あかい実りの贅沢しぼり(黒ラベル)

樹上完熟!フルーティーなプレミアムトマトジュース。

糖度と味がのっている旬の6月~7月にかけて樹上で赤く完熟させたトマクイーンだけを贅沢にしぼったプレミアムなトマトジュースです。無添加・100%ストレートジュースなので、ストレートジュースとして、カクテルベースとして、お料理やスイーツの素材としてご活用ください!


こだわり①:トマト栽培方法と収穫時期

「土」でゆっくり育てた、味わい深い完熟トマト「トマクイーン」。

宮城で寒くなる10月から半年かけてゆっくり育て、自家製の植物由来有機質堆肥を使い、水を抑えながら育てる節水栽培を行っています。樹上で完熟したトマクイーンだけをジュースの原料にしています。


こだわり②:ジュース製法

「甘いだけ! ドロッとしすぎ!のトマトジュース」を克服した加工製法。

トマクイーンの果汁をできるだけ空気に触れないように、「パイプ内加熱にて殺菌処理」するというオリジナルな製法で作っています。フィルターの目も細かいものを使い、のど越しと風味も追及しています。


こだわり③:味

日本をはじめ、フランス・ドバイ・香港でも愛飲される味。

私達は、「あかい実りの贅沢しぼり」と名付けました。糖度が8~9度でフルーティー で深みのある旨みと甘みをお楽しみ下さい!

原動力は「お客様の喜ぶ顔」

「お客様の喜ぶ顔」を常に追い求め、農産物の栽培をしてきました。

2011年3月11日の東日本大震災では大きな被害がありましたが、「お客様の喜ぶ顔」を原動力に立ち止まることなく、社員とともに一丸となって、大きな難局を乗り越えました。

お客様の声を直接聞ける環境にあるので、今後も求められている農産物の生産品目も増やし、新規に果樹や加工品分野にも力を入れて行きたいと思っています。そして、独立を考えている若い社員のバックアップ体制や支援も手助けし、お互いに協力しあいながら、地域の農業の振興・活性化にも貢献していきます。


あかい実りの贅沢しぼり(黒ラベル)が入った
2016年早春「小玉手箱」購入についてはこちら

大崎 小玉手箱

小玉手箱はNPO法人おおさき地域創造研究会がプロデュースする 大崎市特産品の詰め合わせセット。 大崎の生産者とのつながりを重要視し、 地場商品を消費者に届けたい生産者の思いと大崎の魅力を広く伝えたい想いで開発した期間限定商品です。

0コメント

  • 1000 / 1000